国立大学キャンパスライフ

そろそろ卒業してしまうので思い出に国立大学生のキャンパスライフを綴ります

大学生ならインターンに行こう!スキルをつけて楽しく働く!

インターンとは?

インターン」という言葉は知っていますでしょうか?

 

特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。(Wikipediaより引用)

と説明されています。簡単に言うと、企業に入って職業体験的に働くということです。インターンというと一昔前までは大企業に行き、しっかりと練られたプログラムの中でグループワークをして発表するということが多かったようです。しかし、現在は大きく変わってきています。

僕が経験したインターンはほぼアルバイトと感覚的には同じです。仕事内容がいわゆるアルバイトとはちょっと違っているので、呼び方として「インターン」という言葉を使っているだけかと思います。

インターンという言葉自体に明確な定義があるわけではないので、各企業が自由に決めてやっているような状態です。

友人に「インターンをしている」というと、「なんか難しそう...」「へー、すごいね...」といった反応が多いですが、決して一部の人だけができるという難しいものではん!

インターンを始める時はほぼ知識はゼロで、インターンの仕事をこなすうちにスキルをどんどん付けて、半年後にはかなりできるようになるということはよくあることです。

誰でも最初からできる人はいないので、まずは物怖じせず、一歩踏み出すことが大切です!

今回はそんなインターンについて、どんな流れで見つけて、どんな働き方ができるのか、メリットやデメリットまで徹底的にご紹介しようと思います。

この記事を読むことで、少しでもインターンというものに興味を持っていただけて、新しい働き方ができるようになる人が増えればと思っています!!

インターンを見つけるまで

まず、インターンとして働くためには、働く先が必要です。アルバイトよりは圧倒的に数が少ないので、見つけるのにも少し自分から行動する必要があります。

まず、アルバイトのように求人冊子が無料で駅に置いてあったり、検索するとすぐ出てきたりということはあまりありません。

インターンを出す企業側もあまり慣れていなくて、どのように求人を出したら良いのかわからないこともあります。また、インターンを採る企業にはベンチャー企業という、比較的小さい規模で新しい事業を進めている会社などもあるので、資金力に余裕がない場合もあります。その場合は求人媒体に登録したり、冊子に広告を載せたりする費用がなく、掲載できない場合があります。

そのような状況なので、インターンの方から情報が来ることはまず期待できないでしょう。スキルをつけて働く第一歩は、自分からちょっと行動していく精神です!

 

さて、実際はどのようにすればいいでしょうか。ここからご紹介する2パターンは、どちらも僕が自分で経験したものです。他にも方法があるかと思うので、ぜひよく調べてみることをお勧めします!

 

まず簡単なのは、アルバイト検索サービスに登録して、検索してみることです。

最近のインターンを採る企業が増えている流れを汲み取って、アルバイト紹介サービスも検索条件にインターンを加えているところが増えてきています。

そのようなサイトで検索してみると、非常に多様なインターンがあることがわかります。

もちろん、多様とは言ってもアルバイトほどの数はなく、内容にも非常にばらつきがあります。

仕事内容の説明を見ても、「SwiftでのiOSアプリ開発」というような暗号が書かれていてよくわからないですよね。エントリーするのにも尻込みしてしまいます。

 

ここの見方は後ほど詳しく紹介します!

 

さて、まとめると、求人サービスで「インターン」で検索して眺めてみる、ということがまず一つ目の選択肢です。

 

続いて、もう一つの方法をご紹介します!

 

インターンを探すもう一つの方法、それは「コネ」です。

 

今の時代に、結局はコネ?という感じですが、実際の社会では非常に大切になってきます。ちょっと脱線しますが、どういうことか説明します。

初めて会う人というのは、その人がどんな人生を歩んできたか、何を考えているのかなどなどあらゆる点がわかりません。いい人かもしれないし、社会に批判的な思考を強く持っている人かもしれません。何もかもが「わからない」状態なのです。

一方、誰かの紹介であれば、紹介されるあらゆる点がわからない人のことはまあわからないのは当然ですが、紹介してくれる人のことはよく知っています。紹介してくれる人は自分のこともよく知っているので、わからない2人をうまくつなぐ役割を果たしてくれます。

また、友人は世界レベルでみると、非常に自分に近い価値観を持っていると言えます。なので、友人の友人も世界レベルで見ると十分に近い価値観を持っています。少なくとも、仕事上の付き合いをするには不自由しない程度には近いと思います。

なので、紹介であれば一気に安心感を得ることができるのです。「コネより実力だ!」という方もいるかと思いますが、その実力を存分に測れるテストが存在すれば大丈夫ですが、そんな機会もテストもないでしょう。残念ながら長々と話や功績を聞いてくれる人はいないのです。

そうなってくると、長年一緒にいて、自分が何をやってきたのか、どういうスキルを持っているのかを知っている人が紹介してくれるのが一番安心できるし、実力に見合った場所に行けるのです。

 

さて、話を戻します。インターンを募集する企業は、先述の通りお金がなかったりします。そのような場合、求人を出すことはもちろん、社員の時間を割いてインターン生に教育したりすることができません。なので、贅沢な話ですが、「即戦力の人材」を「格安で」手に入れたいのです。

それを実現するのが、コネなのです。すでにインターンとして働いている学生の友達を紹介してもらったり、告知を大学でしてもらう方が、安くていい人材を獲得できるのです。

この状況は、企業にだけでなく学生にもメリットがあるので、いい状態だと思います。

ぜひ自分がインターンを探していることを周囲に発信して、声をかけてもらえる状態を作ってみてください!

 

ここからは、僕が実際に経験した「プログラミング系インターン」について説明していきます^^

プログラミングのインターン

「プログラミング」という単語を聞いたことはありますか?SFモノの映画では、黒い画面に向かってなにやら打ち込むと鍵が開いたりします。笑

実際やっていることがそんな感じなので、まあ大筋ではあんなものという認識でもかまません。

プログラミングとは、コンピューターに命令を与えて、仕事をしてもらうための作業のリストを作成することです。

「このボタンが押されたらここに文字を表示して、文字の色は赤色にして、、、」などを書いていく作業です。

今あなたが使っているパソコンやスマートフォンもプログラミングによって動いていて、ウェブブラウザもその通りに動いています。

こんな不思議で魅力のあるプログラミングの世界に、お金をもらいつつ踏みこめるのがプログラミングのインターンなのです!

では、詳しい内容は職場についての紹介をしていこうと思います。

プログラミング系インターンの仕事内容

プログラミング系のインターンを僕は合計2社経験しました。

それぞれについて、どのような仕事内容かをまとめていこうと思います。

1. Windowsのセキュリティソフト開発インターン

1社目は、1年間働かせていただいた会社です。この会社では、Windowsのはいったパソコン用のセキュリティソフトを開発していました。聞くだけでなんか恐ろしく難しそうですね^^;

こちらの会社では、インターンとして学生を30人程度雇っていました。インターンは社員さんについて知識を学びつつ、仕事をもらってこなしていくというスタイルで働きます。

仕事内容は、開発しているツールの改善や新しい機能の追加です。僕が担当したのは、新しいツールを作る作業でした。製品に付属させる新しいツールを作ることになったので、まずそれの設計図を基にボタンを配置したり、ボタンの文字を入力したりします。

画面の配置が終わったら、次はそのボタンを押した時にどのような動作をさせるかをプログラミングしていきます。一番簡単なところでいうと、必要な入力欄やチェックがされていない段階でボタンを押した時に、「◯◯が未入力です」というエラーを表示するというプログラミングです。

インターンでは、まず簡単なところをやりつつ、技術よりはどのように働いていくかを学びます。なので、プログラミングができなくても、パソコンの使い方や、社員とのコミュニケーションの取り方、報告の仕方が身につけば大丈夫です。

 

このような業界で使われるプログラミング系のキーワードは、

などです。

2. Webサービス開発インターン

こちらは2年間働いたインターンです。Webサービスの開発をするという、どちらかというと今人気の業界です。Windowsのソフトウェア開発とはだいぶ使う技術も、考え方も異なる業界なので、非常に新鮮でした。

さて、Webサービスとはなんでしょうか?Webサイトとは何が違うのでしょうか。

Webサイトとは、一度作ったらそれを書き換えるまで同じ内容を表示し続けるもので、プログラミングされたものではありません。世の中にあるものでいうと、印刷されたチラシや看板のようなものです。

一方、Webサービスとは、ユーザー登録が出来たり、記事を書くことが出来たり、メールが配信されたりという動きのあるものです。アクセスがどれくらいあったかが表示されたり、カレンダーが毎日自動で変わったり、非常に様々な動作が自動で行われています。

これが、プログラミングなのです。先ほどの例で例えると、フォトフレームや電光掲示板といったデジタルの媒体でしょうか。

さて、そんなWebサービスも、いろいろな種類があります。僕が携わっていたのは、有料会員を集めるメディアサイトです。

記事を配信しつつ、有料で会員に見せるコンテンツを準備するのと、それを動かすシステムを作るのが仕事でした。

実際に何をするかというと、サイトを見やすくするためにボタンの色や配置、文言を調整したり、新しい企画をやるためのページを作成したり、はたまたユーザーが使いやすいようにプログラムを速く動くように手直ししたりです。

Windowsのソフトウェアはダウンロードして利用したり、CDにして配布したりするので、細かく設計して、しっかりテストをしてやっと製品化という場合が多いですが、Webサービスは違います。Webサービスは、ユーザーがブラウザを通してアクセスしてくるので、最新のサイトに更新するだけですぐにユーザーに届けることができます。

なので、細かい修正を1日に数個、多い日は10個以上公開することもあります。

作業のスピードも速く、改善点を言われて、それの修正案を考えて、実際にプログラミングをして、テストをして、公開するまでをかなりの速さで進めます。

 

ユーザーに届くまでが速く、そして自分が何を作ったかがよくわかるので、かなりモチベーションになる業界だと感じています。

また、そのような速いペースだからこそ、一緒に働いているメンバーと共同で開発することが求められます。うまくバージョン管理しつつ、効率的に作業する方法も学びます。

また、Webサービスを動かすために必要な「サーバー」の構築などの知識を得ることができます。よく、「年末でサーバーが落ちた」「ゲームのサーバーが落ちた」など言いますよね。この「サーバー」が何か、「落ちる」ってどういうことなのかがよくわかります。

ちょっとITに詳しい人になってきましたね。

ショッピングサイトも3か月程度で作れてしまうので、将来起業したかったり、自分のサービスを公開したいという人にはもってこいのインターンがWeb系のプログラミングのインターンです!


プログラミング系インターンで必要な道具

プログラミング系のインターンで必要になってくるものは何でしょうか?

現実的な話として、パソコンが必要かが一番のところです。

業種によっては、非常に重要な内容を扱っているので、ノートやパソコンなどのものはもちろん、一切の物品の持ち込み、持ち出しが禁じられている会社もあります。

一方、Web系のベンチャー企業などでは、自分のパソコンを持ち込んで仕事をする会社もあります。基本的に重要な情報がそこまでないのと、小さい規模なのでインターン生の管理や意識の教育もしっかりできるためです。

Web系のプログラミングインターンでは、AppleMacbook Proを持参して働いています。Web系のサーバーに使われるOSはLinuxという、WindowsでもMacでもないOSで、これがどちらかというとMacに近いので、Macで開発をする人が増えているのです。

また、Macは価格こそ高いものの、軽量でスペックも十分なので非常に人気です。

プログラミングを始めたいという方はMacが非常にオススメです!

iPhoneアプリ開発もMacでしかできないですよ!

 

さて、道具で必要なのはパソコンですが、それ以外にも持ち込み可の場合は次のようなものを用意することができます。

  • マウス
  • キーボード
  • 外部モニタ

外部モニタとは、ノートパソコンに接続することで画面を広くできるディスプレイです。大きな画面でいろいろなウィンドウを広げて作業することで、効率もかなり上がってきます。

マウスとキーボードですが、ノートパソコンのキーボードがあるとノートをとったりがしづらいので、無線のキーボードを用意して机の上を綺麗にするために便利です。

パソコンの性能が良いおかげで、画面とキーボードを用意するだけでデスクトップ型パソコンと同等以上の環境を作ることが可能です。

 

インターンの作業場所にもよりますが、自分で持ち込めるものと支給されるものがあります。特に、モニタは大きくて20000円ほどするので、持ち込むのはむずかしいでしょう。すでにあるものを借りるか、買ってもらえるようお願いしてみることをお勧めします。

キーボードやマウスは5000円程度で準備することができて、持ち運びもしやすいので購入することをお勧めします。


インターンのシフトの決め方!

さて、気になるシフトの決め方についてです!

僕はいわゆるアルバイトをしたことがないので、聞いた話なのですが、塾講師やコンビニのアルバイト、飲食店の店員は月ごとに入れる日をシフト表に書いて出すようです。

みんなに聞くとそれが普通と言っていますが、僕としては非常に厳しく感じてしまいます。

なぜかというと、インターンのシフトが非常に柔軟だからです。

1社目では、インターンに出社した日に次の出社日時を決めるという形式でした。なので、今日行ったとしたら「次は明後日の18:00〜22:00できます!」といった報告です。カレンダーのシステムがあったので、そこに入力すれば社員さんが確認できるので、それを利用していました。

非常に柔軟なため、急に次の日に夕飯の約束をしてしまってもなんとかなります。あとは自分でどれくらい働きたいかの兼ね合いでシフトを組めば良いので、かなり大学生には利点になるのではないでしょうか。現に、「その日バイトだわ〜」という断り方をした覚えがありません!!

 

2社目では、最初こそ1社目のスタイルだったのですが、さすがにベンチャーでは作業時間が必要なので、週の最後に翌週のスケジュールを決めるというスタイルに変わりました。このようにスピーディーに仕組みが変わるのもベンチャーならでは。

それでも、1週間前に予定がわかっていれば対応できるので、かなり柔軟です。どうしても必須な予定が入ってしまった時は、代わりの人を探さなくても休むことはできます。

1か月で大体50時間程度働くので、週に2〜3日、3時間から4時間働くペースでした。

インターン職場の環境は?

comming soon!