大学生ならインターンに行こう!スキルをつけて楽しく働く!
インターンとは?
「インターン」という言葉は知っていますでしょうか?
特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。(Wikipediaより引用)
と説明されています。簡単に言うと、企業に入って職業体験的に働くということです。インターンというと一昔前までは大企業に行き、しっかりと練られたプログラムの中でグループワークをして発表するということが多かったようです。しかし、現在は大きく変わってきています。
僕が経験したインターンはほぼアルバイトと感覚的には同じです。仕事内容がいわゆるアルバイトとはちょっと違っているので、呼び方として「インターン」という言葉を使っているだけかと思います。
インターンという言葉自体に明確な定義があるわけではないので、各企業が自由に決めてやっているような状態です。
友人に「インターンをしている」というと、「なんか難しそう...」「へー、すごいね...」といった反応が多いですが、決して一部の人だけができるという難しいものではん!
インターンを始める時はほぼ知識はゼロで、インターンの仕事をこなすうちにスキルをどんどん付けて、半年後にはかなりできるようになるということはよくあることです。
誰でも最初からできる人はいないので、まずは物怖じせず、一歩踏み出すことが大切です!
今回はそんなインターンについて、どんな流れで見つけて、どんな働き方ができるのか、メリットやデメリットまで徹底的にご紹介しようと思います。
この記事を読むことで、少しでもインターンというものに興味を持っていただけて、新しい働き方ができるようになる人が増えればと思っています!!
インターンを見つけるまで
まず、インターンとして働くためには、働く先が必要です。アルバイトよりは圧倒的に数が少ないので、見つけるのにも少し自分から行動する必要があります。
まず、アルバイトのように求人冊子が無料で駅に置いてあったり、検索するとすぐ出てきたりということはあまりありません。
インターンを出す企業側もあまり慣れていなくて、どのように求人を出したら良いのかわからないこともあります。また、インターンを採る企業にはベンチャー企業という、比較的小さい規模で新しい事業を進めている会社などもあるので、資金力に余裕がない場合もあります。その場合は求人媒体に登録したり、冊子に広告を載せたりする費用がなく、掲載できない場合があります。
そのような状況なので、インターンの方から情報が来ることはまず期待できないでしょう。スキルをつけて働く第一歩は、自分からちょっと行動していく精神です!
さて、実際はどのようにすればいいでしょうか。ここからご紹介する2パターンは、どちらも僕が自分で経験したものです。他にも方法があるかと思うので、ぜひよく調べてみることをお勧めします!
まず簡単なのは、アルバイト検索サービスに登録して、検索してみることです。
最近のインターンを採る企業が増えている流れを汲み取って、アルバイト紹介サービスも検索条件にインターンを加えているところが増えてきています。
そのようなサイトで検索してみると、非常に多様なインターンがあることがわかります。
もちろん、多様とは言ってもアルバイトほどの数はなく、内容にも非常にばらつきがあります。
仕事内容の説明を見ても、「SwiftでのiOSアプリ開発」というような暗号が書かれていてよくわからないですよね。エントリーするのにも尻込みしてしまいます。
ここの見方は後ほど詳しく紹介します!
さて、まとめると、求人サービスで「インターン」で検索して眺めてみる、ということがまず一つ目の選択肢です。
続いて、もう一つの方法をご紹介します!
インターンを探すもう一つの方法、それは「コネ」です。
今の時代に、結局はコネ?という感じですが、実際の社会では非常に大切になってきます。ちょっと脱線しますが、どういうことか説明します。
初めて会う人というのは、その人がどんな人生を歩んできたか、何を考えているのかなどなどあらゆる点がわかりません。いい人かもしれないし、社会に批判的な思考を強く持っている人かもしれません。何もかもが「わからない」状態なのです。
一方、誰かの紹介であれば、紹介されるあらゆる点がわからない人のことはまあわからないのは当然ですが、紹介してくれる人のことはよく知っています。紹介してくれる人は自分のこともよく知っているので、わからない2人をうまくつなぐ役割を果たしてくれます。
また、友人は世界レベルでみると、非常に自分に近い価値観を持っていると言えます。なので、友人の友人も世界レベルで見ると十分に近い価値観を持っています。少なくとも、仕事上の付き合いをするには不自由しない程度には近いと思います。
なので、紹介であれば一気に安心感を得ることができるのです。「コネより実力だ!」という方もいるかと思いますが、その実力を存分に測れるテストが存在すれば大丈夫ですが、そんな機会もテストもないでしょう。残念ながら長々と話や功績を聞いてくれる人はいないのです。
そうなってくると、長年一緒にいて、自分が何をやってきたのか、どういうスキルを持っているのかを知っている人が紹介してくれるのが一番安心できるし、実力に見合った場所に行けるのです。
さて、話を戻します。インターンを募集する企業は、先述の通りお金がなかったりします。そのような場合、求人を出すことはもちろん、社員の時間を割いてインターン生に教育したりすることができません。なので、贅沢な話ですが、「即戦力の人材」を「格安で」手に入れたいのです。
それを実現するのが、コネなのです。すでにインターンとして働いている学生の友達を紹介してもらったり、告知を大学でしてもらう方が、安くていい人材を獲得できるのです。
この状況は、企業にだけでなく学生にもメリットがあるので、いい状態だと思います。
ぜひ自分がインターンを探していることを周囲に発信して、声をかけてもらえる状態を作ってみてください!
ここからは、僕が実際に経験した「プログラミング系インターン」について説明していきます^^
プログラミングのインターン
「プログラミング」という単語を聞いたことはありますか?SFモノの映画では、黒い画面に向かってなにやら打ち込むと鍵が開いたりします。笑
実際やっていることがそんな感じなので、まあ大筋ではあんなものという認識でもかまません。
プログラミングとは、コンピューターに命令を与えて、仕事をしてもらうための作業のリストを作成することです。
「このボタンが押されたらここに文字を表示して、文字の色は赤色にして、、、」などを書いていく作業です。
今あなたが使っているパソコンやスマートフォンもプログラミングによって動いていて、ウェブブラウザもその通りに動いています。
こんな不思議で魅力のあるプログラミングの世界に、お金をもらいつつ踏みこめるのがプログラミングのインターンなのです!
では、詳しい内容は職場についての紹介をしていこうと思います。
プログラミング系インターンの仕事内容
プログラミング系のインターンを僕は合計2社経験しました。
それぞれについて、どのような仕事内容かをまとめていこうと思います。
1. Windowsのセキュリティソフト開発インターン
1社目は、1年間働かせていただいた会社です。この会社では、Windowsのはいったパソコン用のセキュリティソフトを開発していました。聞くだけでなんか恐ろしく難しそうですね^^;
こちらの会社では、インターンとして学生を30人程度雇っていました。インターンは社員さんについて知識を学びつつ、仕事をもらってこなしていくというスタイルで働きます。
仕事内容は、開発しているツールの改善や新しい機能の追加です。僕が担当したのは、新しいツールを作る作業でした。製品に付属させる新しいツールを作ることになったので、まずそれの設計図を基にボタンを配置したり、ボタンの文字を入力したりします。
画面の配置が終わったら、次はそのボタンを押した時にどのような動作をさせるかをプログラミングしていきます。一番簡単なところでいうと、必要な入力欄やチェックがされていない段階でボタンを押した時に、「◯◯が未入力です」というエラーを表示するというプログラミングです。
インターンでは、まず簡単なところをやりつつ、技術よりはどのように働いていくかを学びます。なので、プログラミングができなくても、パソコンの使い方や、社員とのコミュニケーションの取り方、報告の仕方が身につけば大丈夫です。
このような業界で使われるプログラミング系のキーワードは、
などです。
2. Webサービス開発インターン
こちらは2年間働いたインターンです。Webサービスの開発をするという、どちらかというと今人気の業界です。Windowsのソフトウェア開発とはだいぶ使う技術も、考え方も異なる業界なので、非常に新鮮でした。
さて、Webサービスとはなんでしょうか?Webサイトとは何が違うのでしょうか。
Webサイトとは、一度作ったらそれを書き換えるまで同じ内容を表示し続けるもので、プログラミングされたものではありません。世の中にあるものでいうと、印刷されたチラシや看板のようなものです。
一方、Webサービスとは、ユーザー登録が出来たり、記事を書くことが出来たり、メールが配信されたりという動きのあるものです。アクセスがどれくらいあったかが表示されたり、カレンダーが毎日自動で変わったり、非常に様々な動作が自動で行われています。
これが、プログラミングなのです。先ほどの例で例えると、フォトフレームや電光掲示板といったデジタルの媒体でしょうか。
さて、そんなWebサービスも、いろいろな種類があります。僕が携わっていたのは、有料会員を集めるメディアサイトです。
記事を配信しつつ、有料で会員に見せるコンテンツを準備するのと、それを動かすシステムを作るのが仕事でした。
実際に何をするかというと、サイトを見やすくするためにボタンの色や配置、文言を調整したり、新しい企画をやるためのページを作成したり、はたまたユーザーが使いやすいようにプログラムを速く動くように手直ししたりです。
Windowsのソフトウェアはダウンロードして利用したり、CDにして配布したりするので、細かく設計して、しっかりテストをしてやっと製品化という場合が多いですが、Webサービスは違います。Webサービスは、ユーザーがブラウザを通してアクセスしてくるので、最新のサイトに更新するだけですぐにユーザーに届けることができます。
なので、細かい修正を1日に数個、多い日は10個以上公開することもあります。
作業のスピードも速く、改善点を言われて、それの修正案を考えて、実際にプログラミングをして、テストをして、公開するまでをかなりの速さで進めます。
ユーザーに届くまでが速く、そして自分が何を作ったかがよくわかるので、かなりモチベーションになる業界だと感じています。
また、そのような速いペースだからこそ、一緒に働いているメンバーと共同で開発することが求められます。うまくバージョン管理しつつ、効率的に作業する方法も学びます。
また、Webサービスを動かすために必要な「サーバー」の構築などの知識を得ることができます。よく、「年末でサーバーが落ちた」「ゲームのサーバーが落ちた」など言いますよね。この「サーバー」が何か、「落ちる」ってどういうことなのかがよくわかります。
ちょっとITに詳しい人になってきましたね。
ショッピングサイトも3か月程度で作れてしまうので、将来起業したかったり、自分のサービスを公開したいという人にはもってこいのインターンがWeb系のプログラミングのインターンです!
プログラミング系インターンで必要な道具
プログラミング系のインターンで必要になってくるものは何でしょうか?
現実的な話として、パソコンが必要かが一番のところです。
業種によっては、非常に重要な内容を扱っているので、ノートやパソコンなどのものはもちろん、一切の物品の持ち込み、持ち出しが禁じられている会社もあります。
一方、Web系のベンチャー企業などでは、自分のパソコンを持ち込んで仕事をする会社もあります。基本的に重要な情報がそこまでないのと、小さい規模なのでインターン生の管理や意識の教育もしっかりできるためです。
Web系のプログラミングインターンでは、AppleのMacbook Proを持参して働いています。Web系のサーバーに使われるOSはLinuxという、WindowsでもMacでもないOSで、これがどちらかというとMacに近いので、Macで開発をする人が増えているのです。
また、Macは価格こそ高いものの、軽量でスペックも十分なので非常に人気です。
プログラミングを始めたいという方はMacが非常にオススメです!
さて、道具で必要なのはパソコンですが、それ以外にも持ち込み可の場合は次のようなものを用意することができます。
- マウス
- キーボード
- 外部モニタ
外部モニタとは、ノートパソコンに接続することで画面を広くできるディスプレイです。大きな画面でいろいろなウィンドウを広げて作業することで、効率もかなり上がってきます。
マウスとキーボードですが、ノートパソコンのキーボードがあるとノートをとったりがしづらいので、無線のキーボードを用意して机の上を綺麗にするために便利です。
パソコンの性能が良いおかげで、画面とキーボードを用意するだけでデスクトップ型パソコンと同等以上の環境を作ることが可能です。
インターンの作業場所にもよりますが、自分で持ち込めるものと支給されるものがあります。特に、モニタは大きくて20000円ほどするので、持ち込むのはむずかしいでしょう。すでにあるものを借りるか、買ってもらえるようお願いしてみることをお勧めします。
キーボードやマウスは5000円程度で準備することができて、持ち運びもしやすいので購入することをお勧めします。
インターンのシフトの決め方!
さて、気になるシフトの決め方についてです!
僕はいわゆるアルバイトをしたことがないので、聞いた話なのですが、塾講師やコンビニのアルバイト、飲食店の店員は月ごとに入れる日をシフト表に書いて出すようです。
みんなに聞くとそれが普通と言っていますが、僕としては非常に厳しく感じてしまいます。
なぜかというと、インターンのシフトが非常に柔軟だからです。
1社目では、インターンに出社した日に次の出社日時を決めるという形式でした。なので、今日行ったとしたら「次は明後日の18:00〜22:00できます!」といった報告です。カレンダーのシステムがあったので、そこに入力すれば社員さんが確認できるので、それを利用していました。
非常に柔軟なため、急に次の日に夕飯の約束をしてしまってもなんとかなります。あとは自分でどれくらい働きたいかの兼ね合いでシフトを組めば良いので、かなり大学生には利点になるのではないでしょうか。現に、「その日バイトだわ〜」という断り方をした覚えがありません!!
2社目では、最初こそ1社目のスタイルだったのですが、さすがにベンチャーでは作業時間が必要なので、週の最後に翌週のスケジュールを決めるというスタイルに変わりました。このようにスピーディーに仕組みが変わるのもベンチャーならでは。
それでも、1週間前に予定がわかっていれば対応できるので、かなり柔軟です。どうしても必須な予定が入ってしまった時は、代わりの人を探さなくても休むことはできます。
1か月で大体50時間程度働くので、週に2〜3日、3時間から4時間働くペースでした。
インターン職場の環境は?
comming soon!
履修登録をしよう。ところで単位って何!?
大学の単位ってなんぞや
大学に入るとまず耳にするのが「単位」という言葉です。
単位と聞くと「枚」とか「個」とか「mol/l」とか思いつくかと思いますが、あんまり関係ありません。(語源的にはなんかあるのかも?よく知らないです)
さて、単位とは、ある授業を履修した時にもらえるポイントのようなものです。僕の大学では、一つの授業を半年受けたら、週1コマの授業だと2単位でした。週1コマと隔週で1コマある授業は、半年履修すると3単位です。このように、履修して一定レベルの成績を残したらもらえるのが「単位」です。
単位制の高校もあるようなので、意外と馴染みがある人は多いのかもしれませんが、僕は単位制の高校ではなく、兄も姉もいなかったので新鮮でした。
「単位やばい」「楽単でしょ!」なんてフレーズをよく使います。
単位は自由に取れるの?
さて、単位を取るにはどうしたら良いのでしょうか?難しいことはありません。授業の履修申告をして、授業に出席して、テストを受ければ良いのです。
ここで見慣れないのが、「履修申告」です。履修を申告することなのですが、実際にはどうやるのでしょうか。
僕の大学では、学校のWebサイトがあり、そこにログインして履修する科目を登録することができました。
各学期の初めに履修登録を受け付ける期間が設けられており、その間に授業に出てみて取る講義を選ぶことができます。
授業は非常に様々なものが開講されているので、好きなものを好きなだけ、、、と思いきや、そうはいきませんでした。
学科ごとに、卒業に必要な単位数が決められているのです。授業が分類されていて、その分類の中から一定数以上の単位を取ることが求められます。
なので、それを満たすように授業を取ると、必然的に空いているコマがほとんどなくなってしまいます。
そうすると、気になる授業を撮る余裕もほぼありません。
これって選べる意味あるんですかね?!?!
まあしょうがないので、選択肢のない中から選びます。矛盾していますが、取るか取らないか(=留年するか)という選択でもあります。取るしかないですね。取りました。
授業に出よう
履修登録をしたら、実際に授業に出席します。授業は基本的に講義形式なので、出席をとることはしない授業が多かったです。
なので、演習のある日だけ来る生徒や、時々様子をうかがいに来る生徒、全部出席するが全て寝るか別のことをしている生徒など様々です。
授業の教室は、広いものから結構狭いものまでまちまちです。200人程度入れる大きな教室の授業もあったり、はたまた20人が精一杯の教室だったり。授業の履修の上限はだいたい定められているようで、それを大幅に超えるようなら抽選が行われます。
抽選は授業担当の教授に委ねられていて、学籍番号を紙に書いて提出して、後日当選者が掲示板に張り出されるスタイルだったり、先生がパッと時計を見て、秒針が差している番号が学籍番号の下一桁と一致する人は即落選という変わった決め方もありました。
実験の授業で、自分が非常に得意としていて、楽に100点を取ることができるのではないかというコースで最後の最後に落選した時の気分は今でも忘れません。。。
さて、授業の座席は自由です。教室に入ったら適当な席に座ればOKです。だいたいの雰囲気だと、真ん中の方から座り始めて、次に後ろ、最後の人は仕方なく前の方という流れになっているような気がします。
前の方に座ると指名される可能性があったり、堂々と寝るのが憚られたりするのでしょう。僕もそうです。真っ先に一番後ろに座りました。
ある時、60人程度の教室の前に立って見たことがあるのですが、実際一番後ろだろうが、明らかに違うことをしている人はわかるものです。異様な真剣さでパソコンを見つめてキーボードを叩いていたり、携帯電話を凝視していたり。紙に必死に何かを書いていたり。
自分はそれをする側だったのですが、教授はよく何も言わずに講義を続けられるものだなと今になって感心しています。
授業は午前中に2コマ、午後に2コマが基本でした。一コマは90分で、休憩はありません。授業によっては先生の配慮で45分程度経過した時に5分ほど休み時間をくれることもありましたが、そのスタイルの授業は1つだけでした。
本気で集中して受けようとしたことは何度かありますが、実際90分間難しい内容についていこうとするのはかなりしんどいです。
ちょっと油断して休んだ隙にどんどん進んでしまい、結局わからなくなって後も効かなくなるというパターンの繰り返しでした。
そういや出てきた「限」って?!?
高校までの授業一コマの呼び方は「1時間目」。それが大学になると急に「1限(いちげん)」に変わりました。この風潮は全くもって謎です。ちゃんと理由があるのでしょうか。。。
「1限だりぃ〜」「1限全部ないから寝れる!」という風に使います。「1時間目」よりは短いのが気に入られる原因なのでしょうか。。。
とにかく、大学は1限、2限なのです!
演習のある授業はドキドキする
講義形式の授業と言っても、授業によってはその日の講義内容に関連した演習問題を最後に解いて、それを提出した順に解散というものもあります。大学の授業ともなると、問題集があるような内容ではなく、教科書にも例題がないようなものばかりです。なので、授業で得た難解な知識をなんとか活用して、答えっぽいものを導き出さなければなりません。これは非常に難しかったです。
そうです、ちゃんと聞いていないからです。
大学の授業は、なんとなく聞いていて演習になったら講義資料を見て問題が解けるほど甘くはありません。少なくとも僕にはそうでした。
周りの友達は、授業中はそれぞれ好きなことをしていて、演習になったらさらっと解いていたので、自分にもできるような気になってしまいました。僕には無理でした。次頭が違っていたようです。
もちろん、できる人はそれでもまあ良いかなと思います。大学の授業は授業に主体的に参加することが目的ではなく、研究に必要な知識を身につけることだと勝手に思っています。
自分の実力を加味してどう過ごすかを決めましょう。
中間テストがある
授業が進むと、定期テストがあります。ほぼ全部の科目で中間テストと期末テストがありました。中間テストでは、講義の前半でやった分が出題されます。範囲も比較的狭く、内容も導入の部分が大半なので、ここで点を取っておくと後で楽です。
テストの形式は、高校や中学よりも適当と言ったら失礼ですが、ゆるい感じで行われます。教室に入ったら自由に席に着きます。基本的に席は一つ開けて座りますが、混んでいる授業では詰めて座ることもありました。
テスト用紙も統一されたものではなく、A4の紙だったり、B5の紙だったりまちまちです。問題用紙に解答欄が設けられているものや、別途回答用紙が配られてそちらに回答するなど、教授によって様々です。回答用紙は専用のものではなく、大学で共通のレポート用紙のようなものです。レイアウトも自分で自由に使ってよく、決まりはありませんでした。しいて言えば、大問ごとに紙を分けるようにという指示くらいでしょうか。
大学入試では、基本的に解答欄が明確に決まっている試験を行う大学が多いかと思うので、一気に変わった感じがします。
もちろん、選択肢問題でも紙に自分で書きます。丸で囲んでくださいなどはないので、アイウで答えるところを間違えて123で答えてしまうといったつまらないミスもなくはありません。
用紙に記入するのは名前と学籍番号程度で、始まりも自由です。紙が届き次第スタートだったり、時間でスタートだったり、それほど明確に時間を取ると言うよりは、ゆるい感じで行われるので緊張感は少なめです。
さて、大学の試験では、終わった順に提出して退席することが認められている授業もあります。なので、簡単なテストではさらっと回答を終えて退出することもできます。
しかし、これがあるせいで、最後まで粘らずに諦めて提出してしまうこともよくありました。見直しをしなくて計算ミスをしてしまうのは、問題数が少ない大学の定期テストでは致命的です。
できるだけ最後まで粘りましょう。たかだか数十分で点数が10点上がればもうけものです。
中間後の授業
中間テストが終わったら、次の回からまた普通通りに進み始めます。試験の答案がすぐ返ってくることはあまりありませんでした。基本的に2〜3週間後に返却されるという授業が多かった印象です。
中間後には、それまでに導入した内容で、より深く授業が進められていきます。前半と後半で授業数はだいたい同じですが、濃さは全然違います。後で成績の付け方をまとめようと思いますが、中間までに頑張っておかないと後で悲惨な目にあいます。
成績の付け方
僕の大学は成績は100点満点でつけられます。内訳は授業によってまちまちですが、よくあるのが、中間40点、期末40点、レポートや出席点で20点のような配分です。ここで大きいのが、中間と期末が同じ配分ということです。さらに、テストは100点満点なので、50点取れば成績でいう20点を確保したことになります。単位は60点以上からもらえる制度だったので、試験が二つとも50点、成績でいう20点だと、レポートや出席で満点を取ってもギリギリ単位が取れるという感じです。
なので、オススメは中間試験で高得点を取っておくことです。仮に中間で40点弱を取っておけば、レポートや出席で15点程度として、すでに35点確保したことになります。単位まではあと25点なので、期末は半分を越えればまあ単位は取れるでしょう。
このように考えると、中間勉強しなかったから期末頑張ろう、という考えはあまり賢くないとわかります。そのせいで落とした単位は結構あるので、非常に後悔していますが..
中間テストで稼いでおいて、期末はそこそこで単位を取れれば非常に楽です。過去問などを先輩から入手しておいて、しっかり対策しましょう。
問題は年によって変わる?
試験問題は年によってほとんど変わりませんでした。去年と丸々同じ問題が出題されることすらあったので、過去問を入手して、その問題だったら完璧に答えられるという状態にしておけばかなりコスパよく高得点をとれる授業がいくつかありました。
なので、情報を集めることは大学では非常に重要です。
友達を始めのうちに作り、過去問をシェアしていくことをお勧めします。
とある大学では、過去問を共有するためのDropbox共有フォルダがあったという噂です。
単位を落とした。再履修って?
成績が60点に満たない場合、単位をもらうことができません。そうすると、進級や研究室所属、卒業ができないことがあります。なので、成績が50点台などであと一歩だった場合、翌年に同じ授業を受け直すことをお勧めします。これを再履修と呼んでいます。
再履修することは、一つ下の学年と一緒に授業を受けることになるので、気になる人もいるかもしれませんが、諦めましょう。単位を落としたのが悪いのです。
再履修となると、内容はほぼ知っていることだったり、過去問を自分で持っていたりするので非常に楽に受けることができます。
ただし、知っているからといって授業に出なくなると、演習をすっぽかしてしまったり、ちょっと内容が変わっていたりということについていけなくなります。
それを防ぐためにも、授業には出ることをお勧めします。
再々履修はできれば避けたいですね。
まとめ
さて、大学の単位や試験、授業の感覚が少しでも伝わりましたでしょうか。高校時代とは大幅に違うので、戸惑うかもしれません。大学では基本的に「自己責任」なので、単位の計算や、授業日程の把握、講義室変更の情報収集はしっかり行いましょう。
長々とお読みいただきありがとうございました!!
【実家暮らし】家から大学までの通学は?
大学生になると、非常に広いエリアから通うことができるので、通学経路は人によってまちまちです。地方から出てきている人は一人暮らしをしたり、学生寮に入ったりしていますね。
僕は比較的家が近くて、実家暮らしで今まで通学してきたので、高校時代とあまり変わりませんでした。
家から最寄り駅まで
家から最寄り駅までは2kmくらいあります。高校時代は自転車通学していたので、その時の自転車を使って駅まで毎日移動しています。駐輪場は駅にあるものを契約して、月3000円弱で借りています。
なんとこの駐輪場を借りるまで2年待ち!
ダメ元で予約して、1年くらい待った時に連絡があって契約することができました!
ちなみに、契約する前は毎日150円をその場で支払って利用する「当日利用」を使っていました。こちらは契約よりは高くなっているのと、万が一満員の場合は入れてもらえないという困りごとがありました^^;
急いでいる時に満車になっていて、仕方なく隣の駅まで行ったこともあります。お願いして入れてもらったことも。急いでいるからといって、街に停めておくと撤去されてしまう可能性があるので、ちゃんと駐輪場に入れましょう。
契約車は日曜日も駐輪場を利用できるのでオススメです。
ところで、これから冬になりますね。
冬は自転車で最寄り駅まで行くのがとてつもなくしんどいです><
風は冷たいし、厚着をしているので動きづらいしで大変です。顔や耳がや手先がめちゃめちゃ痛いです。どうにかなりませんかね、これ。。。
マフラー巻いて、手袋しても寒いもんは寒いんです。笑
1限がなくなって、まだ朝よりは暖かい10時以降に出かけられるようになって多少救われた気がします。
自転車にこだわらずバスに乗ればいいって話かも知れませんが、バスの定期代もバカにならないので節約してました。
家の最寄駅から大学の最寄駅へ
家の最寄駅から大学までは乗り換えが1回で、乗車時間自体は20分程度です。
かなり近い方なのですが、いかんせん朝の通勤ラッシュの混み具合がひどいです。
カバンを前に抱えて、なんとか乗り込んで乗り換え駅まで我慢する、という日は朝からげんなりです。。。
1年、2年の頃は1限の授業があったので、その時間帯に電車に乗らなければなりませんでしたが、3年、4年になって1限の授業が減ってきたおかげで、比較的空いている10時台の電車に乗ることができるようになりました。
ただ、1限がないとゆったり寝てしまうのが大学生ってやつです。ついつい二度寝してしまって、午前の授業に行かないこともしばしばありました。。。
おかげで単位が危うかった授業がいくつあったことか。
早起きするためにあえて1限の授業を取るのも作戦かもしれません。
大学の最寄駅から大学へ
大学の最寄駅から大学へは徒歩ですぐにつくので、時間はほぼかかりませんでした。とは言っても、10秒とかでつくわけではないので、あまりに油断してしまうと遅刻してしまうことも。
大学の授業なので、そこまで出席には厳しくないのでやはり遅刻は何回かしてしまいました。^^;
授業を終えてアルバイトへ
夕方は週3日程度、アルバイトへ行っていました。プログラミング系のインターン的なバイトだったので、家のそばでも大学のそばでもなく、都心の方に出ていました。
大学からバイト先に到着するまで大体1時間程度、結構遠くに行っていました。
授業が終わった後は結構疲れがたまっていたりするので、電車に座って寝ていました。
降りる駅までは30分程度あったので、一眠りして起きたらちょうどつくくらいという感じだったので、ある意味そのくらいの距離で良かったと思います。
時々寝過ごしてしまうこともあり、非常に焦った記憶があります。
アルバイトから、帰宅
アルバイトは22時か21時に終えていました。そこから帰るとなると、電車だけで1時間程度、さらに自転車で20分程度かかるのでなんだかんだ家に帰り着くのは23時台ということも。帰りの電車で座れればまあ寝ることができるのですが、座れなかった時はかなりしんどいです。
大学の勉強の予習復習をする余裕なんて...
ありませんでした。帰ると23時台、遅めの夕飯を食べて少しくつろいで、翌日のために寝るという生活です。どうしても寝不足だと授業中やアルバイト中に眠くなってしまい、作業にならなかったので、寝るのは遅くとも1時までにしていました。
そんな中、大学の勉強を復習したり、予習をしたりする余裕はありませんでしたし、正直そこまで意識は高くありませんでした。(T_T)
こんな生活が続く1,2年次
いかがでしたでしょうか。適度に近い実家暮らしの大学生はこんな感じでしょうか?
アルバイトはもう少し近場にしておけばよかったと思っていますが、スキルは非常に着いたので今となってはよかったです。
こんな生活をした結果、大学の成績がどうなったかは別の機会に。
お読みいただきありがとうございました!
プロフィール
都内の国立大学に通う大学4年生です!
大学に入ってからのキャンパスライフについて、気ままに書いていくので国立大を目指している方はよければ見ていってください^^
文系・理系
理系
性別
男
サークル活動
テニスサークル(現在は引退)